農薬を使用しない理由
- tfarm2025
- 1 日前
- 読了時間: 3分
「病害虫が出ても農薬は使わないのですか?」
このようなご質問をいただくことがあります。
Tファームでは、農薬を使用しないことを基本とした栽培に取り組んでいます。
これは、「農薬が悪い」と考えているからではありません。
農薬には、病害虫から作物を守り、安定した収穫を支えるという大切な役割があります。
一方で、Tファームでは、病害虫対策として植物由来のニームオイルや木酢液などを必要に応じて活用しながら、できる限り自然の力を活かした栽培を行っています。
その上で、私たちが目指す農業の考え方とは少し違う部分があるため、農薬を使用しないという栽培方法を選択しています。

農薬は適切な管理が必要
農薬は、国の登録制度に基づき、安全性や使用方法が定められています。
しかし、その効果を十分に発揮し、安全に使用するためには、
使用時期
希釈倍率
散布量
使用回数
などを正しく管理する必要があります。
少しでも使用方法を誤れば、期待した効果が得られなかったり、作物や周囲の環境へ影響を及ぼしたりする可能性があります。
だからこそ、農薬は適切な知識と管理のもとで使用することが大切です。
私たちが大切にしたいのは、畑全体の環境
Tファームでは、畑を「さつまいもを育てる場所」ではなく、一つの生態系として考えています。
土の中には、目には見えない微生物が数多く暮らしています。
ミミズをはじめとする小さな生き物たちも、毎日土を耕しながら、豊かな土壌環境づくりを支えています。
また、畑には害虫だけでなく、その害虫を捕食するクモやテントウムシなどの生き物も生息しています。
こうした生き物たちが互いに関わり合うことで、畑の環境は少しずつバランスを保っています。
農薬の種類や使用方法によっては、対象となる病害虫だけでなく、こうした生き物や土壌中の微生物にも影響を与えることがあると報告されています。
そのためTファームでは、畑全体の生態系をできるだけ維持したいという考えから、農薬を使用しない栽培を選んでいます。

自然の力を活かす土づくり
Tファームでは、雑草や緑肥を土へ還し、有機物を増やす土づくりに取り組んでいます。
さらに、土壌改良資材を活用しながら、微生物が元気に活動できる環境づくりにも力を入れています。
微生物が有機物を分解し、ミミズが土を耕し、豊かな土壌が育つ。
そんな自然の働きを最大限に活かすことが、おいしいさつまいもづくりにつながると私たちは考えています。
私たちが守りたいもの
Tファームが農薬を使用しない栽培を選ぶ理由は、「農薬を否定するため」ではありません。
私たちが守りたいのは、土の中で働く微生物やミミズ、畑に暮らすさまざまな生き物たち、そして次の世代へ受け継いでいける豊かな土壌です。
自然の力を信じ、その力をできるだけ活かしながら、お客様に安心して召し上がっていただけるさつまいもを育てていく。
それが、Tファームが大切にしている農業の考え方です。




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